びっくりラーメン:民事再生法の適用申請
激安が売り物の「びっくりラーメン」を展開するラーメン一番本部(大阪市)と、子会社のキッチンカトー(同)は30日、 大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は計約39億円とみられる。2社は同日、吉野家ディー・アンド・ シーと事業譲渡契約を締結し、吉野家がほぼ全店舗を引き継ぐ見通しとなった。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070831k0000m020058000c.html
最近,読書日記からやはり離脱してきてるなあ. 研究室でやってたビブリオバトル(読書レポートのバトル)が終わったのが効いてるなー.
MSNニュースから懐かしの店舗名の記事が届きました.
民事再生っすかー.
民事再生の上で全店舗事業譲渡したら,一体本体には何が残るんでしょうねぇ.
ちなみに日経から詳しいプレスリリース http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=168848&lindID=5
というか,吉牛って,BSE以降,負けまくっているイメージがあったんですが, 本社の財務状況はいいんですかねえ? とおもって,HPを見ると http://www.yoshinoya-dc.com/ir/financial/index.html#02 そこそこ持ち直している見たいですね.
どうも,吉牛は牛丼のみならず,積極的なM&Aで多角化を狙っているらしいです.
今回はあくまで,民事再生の支援での事業譲渡ということで,法人格上や連結決算上の動きはないんだと思うのだが, リリースされてない裏側が気になりますね.
内容によっては吉牛が相当``良い買い物''をした可能性もありますね.
びっくりラーメンは,内部環境的にはどうも店舗オペレーションや人材育成の不足で業績悪化していったみたいだし, その当たりは吉牛の強みでカバー出来そうだし.
でも,ブランドでは,吉牛とラーメンじゃ,あまり相乗効果は見込めそうに無いなあ・・・.
低価格の牛丼とラーメンいっしょに出したりしたら,なんか王将みたいっすね・・・.
今後の吉牛の戦略に注目ですね.