A View of Tanichu (たにちゅーの思惑)

This blog is about personal thoughts and views by Tanichu. Tanichu is a nickname of Tadahiro Taniguchi.

知能システムシンポジウム初日

今日は年度末恒例の知能システムシンポジウム初日で御座いました.

会場が今年は田辺の同志社なんで,気持ちは特にもりあがらん・・・・・

これが最後の行事のM2は余計もりあがってない事と思いますがー.

自分の発表はなく,自分の名前関係では,あしたにM2のMッキーの発表があるのですが. 修論終わってソッコー中東に飛び立ってその後知らず. ちゃんとかえってきてんだろーなー.

今日は昼から来年から研究室でお世話になる,K先生の特別講演がありまして,独自の世界観に「ああ,よかった. オレの選択はまちがっていねー」と思えたのでした

ファジィ理論,自然農法,看護理論,建築,グループダイナミクス

やっぱり,世の中の評価システムとか,方法論とかのシガラミがあろうが,自らの探求すべきミッションに忠実なK先生は魅力的です. 少なくとも外から見ている分にはー.

システム科学を標榜する人の多くは,今ある方法論で出来る範囲のシステム工学とかになってる気がする.

システム科学というからには生命システム,心的システムなどと四つに組んで相撲をとりたい.システム科学たるからには, それらの具体性を越えたメタな構造に何かを見出すものであり,実際には科学のフレームワークの外にあるモノだと思ったりもする. K先生は笑いながら「わしのんは科学や無い」みたいなことを仰るが,それはポジティブな意味に捉えてしかるべきだと思ったりした.

もちろんシステム科学の意味は領域毎に変形し,かなり分化しきっているので,殆どの場所でのシステム科学は上で言ってみた, システム科学には当たらないと思うのですけどね.

純粋な科学的方法論が開拓しにくい領域であり,人類の活動に有意義たりえるニッチを開拓すべし,との思いを新たにしたのでした.

まあ,そんなこんなの,かなりラディカルな話で来年度からの学振PDも当たっている訳ですし,邁進しようかと思ったりする次第です.

K先生退官まで後3年.ピコン,ピコン,ピコン・・・・(24な気分)

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