人工知能概論 「ホイールダック2号,スフィンクスを倒す」だった件
本日,後期,人工知能概論の講義の第14回目でした.合計15回の講義の内の最後から2番目.最終週はまとめ的な回なので,「ホイールダック2号の冒険」は実質今回まで.
「ホイールダック2号の冒険」は昨年度,大幅に人工知能概論のシラバス変更を行って,人工知能の各種知識をストーリー立てて導入するために作ったお話.イラストは峰岸桃に担当してもらい,講義のために,オリジナルキャラを導入し,昨年度は既存の教科書に,レジュメを足す形で展開した.
昨年度中に講談社サイエンティフィックからお声がけいただき,今年の9月には「イラストで学ぶ人工知能概論」として出版させていただきました.今年度は,初めての自分オリジナルの教科書を用いての講義でした.
「ホイールダック2号の冒険」はザクッというと,ホイールダック2号というゆるキャラがダンジョンを抜けて,最後に謎かけをしてくるスフィンクスを倒すというもの.
本日ついに,ホイールダック2号君が講義のラストでスフィンクスを倒したのですが,,,ラストのスライドはこんな感じ.
もはや,何の講義なのか,よくわかりませんが.
こんなかんじで,人工知能について14週間の学びの集大成となるわけです.
明らかに第1週の頃のホイールダック2号くんに比べたら,賢く強く,なっているわけで,まぁ,その賢く強くなるホイールダック2号君に自らを重ねるように,受講生も賢くなった気分を感じてもらえたらいいなと思うわけです.
まぁ,本講義は僕自身では立命館大学でしかやらないわけですが,書籍の方では,ほぼ同じストーリーで展開していますし,サポートペジではスライドも公開しておりますので,よろしければご覧ください.
今年の科書採用は立命館大学と岡山県立大だけだったのですが,来年度は,他にも採用してくださる大学が増えそうで,ホイールダック2号君が全国の情報系学部で人気者になる日が楽しみです.