A View of Tanichu (たにちゅーの思惑)

This blog is about personal thoughts and views by Tanichu. Tanichu is a nickname of Tadahiro Taniguchi.

「環境モデル都市」研究会

今日は土曜だけど朝からAMITA持続可能世界研究所にお邪魔して、 KGC柴田さんコーディネートの「環境モデル都市」 研究会に参加してきた。

みんな土曜の朝って、なんか雰囲気違っておもろいね。

パブリックでなく、私的なミーティングなんだけど、ハイセンスな集まりに、片井ラボ助教のSさんと共にエンジョイしてきました。

京都市の副市長を囲んで、CO2排出、エネルギー問題含めて自転車だの山林だの、フライブルクだの、 京都を日本のシリコンバレーにだのと、発散的ディスカッションで盛り上がりました。

はてな社長とか、ロボガレージ社長とか、 若くてとがったメンバーもいて熱かったわー。

僕自身はもう30年京都にいるし、ここ2年ほど苦悩の末、死ぬまで本拠地は京都だと腹をくくったところでもあるので、 京都の環境政策は興味深い。(まあ、ナンボでも遠征はしますが、ホームグラウンドはってコトね。)

特に現在の諸問題をかんがみると市街地活性化政策、交通政策などが環境政策を軸に一体的に紡がれそうに見えるから面白い。 要は広い意味で生態系の問題。そして、全体の問題でありながら、それを主に扱うのが縦割り行政で問題を部分に分解する官僚組織だから、 組織構造と問題構造のマッチングがタチがわるい。

結局は豊かな山林に恵まれた、コンパクトな自然共生的な日本の島国文化に、広大な荒野の上に構築された特異なアメリカ・ モータリゼーション文化をマージしたことが問題なのだね。

1000年単位の長期的視点に立てば現在は化石燃料バブル時代に過ぎないわけで、

しかし、この突風に乗じて生み出した文化をある程度維持するためには、 化石燃料なしでもやれる社会システムを含めた技術水準へと急ぎトランジションする必要があるのだろう。

松本さんのメッセージが興味深い! !

ところで、アジアに都市はないそうだ。京都なんてスラムらしい。

あぁ、耳が痛い。

PS ところでアミタさんが売られている500ml 630円で売ったはる、丹後里山で飼ってる牛の牛乳を飲ませていただきました。(゚Д゚) < ウマカッター

(←引用元:http://www.amita-net.co.jp/ushimori/product/index.html

JR京都伊勢丹で売ってるらしいです。

要チェック!!