A View of Tanichu (たにちゅーの思惑)

This blog is about personal thoughts and views by Tanichu. Tanichu is a nickname of Tadahiro Taniguchi.

歩行,筋骨格系,ニューロ,新,BIベンキョーカイ

本日は第3回新BI勉強会という,関西ローカルの若手から大先生までが,あつまる創発系の勉強会がございました.科研特定領域・通称移動知というプロジェクトと,うちのCOEも協賛ってかんじだったけど,基本的には移動知かな.

完全に,『歩行』についての上等なセッションという形になりました.

講師は,大阪大学の野村泰伸教授と,東北大の冨田さん.

冨田さんは3年前(D1のとき)のSICE全国大会でお会いして,何かすごく共鳴するものを感じて リスペクトさせてもらってるのだが,相互作用したいけど距離に邪魔されてナカナカ会えないので 久しぶりに話するのを楽しみにしていた.

って・・,本人がこのページを見る可能性高いので,あんあまり言うとこっぱずかしいカ

お二人の講演内容は,まあ.人間の歩行,姿勢制御の機構についてだが,ワシの研究に比べると非常に人間の身体・認知の実世界の実験への接続の距離が近く,医療の臨床への接続の可能性もにおってくる内容だった.

私は歩行や.非線形の周期系についての研究は専門ではなく,(機械系のくせに物理・制御といったメカニカルな部分には弱点を持っているのもあるが・・・),内容自体が研究に直結するという訳ではないが,脳神経系についての構成論的,計算論的モデリングが,どう,実際の人間の理解につなげえるかという,ビジネスモデル,じゃなくてリサーチモデル??の点で思うところがあって勉強になった.

わしは比較的上位の認知機構の構成・発達に興味があるので,運動系よりかさらに接続のムズカシイ領域であることはわかりながら,接地点を真面目に考えて行こうとおもうのであった.

会の後,野村先生と冨田さんらと飲みにいったんだが, これがおもろかった! 野村先生も,教授にしては未だバリバリの現役のお若いのも手伝ってかフランクで, もちろんあとはほぼ同世代.

話題は多岐に渡ったが,少し研究に距離があって野村先生にどう自己紹介すればよいかと,思っていたが,野村先生の守備範囲の広さも手伝って,自分の研究についてもソコソコ説明することが出来た.

コメントとジャーナルのレコメンドももらって,最近モヤってた気持ちがちょっと前進しました.

ほんま今年は脳神経科学(ニューロサイエンス)やらなあかんわぁ〜.

れっつらごー