映画:タッチ
がタッチ好きでして。
長澤まさみ主演映画をみる口実ができました。
堪能しました。
最近のアタシ、大学はいったばかりの頃に広末。
それに次ぐ久方ぶりのマイブームです。
てかツボですね。
既婚者が何をいっているのかと。
まあ、私個人にたいして、非難ゴウゴウなのはさておき。
タッチを実写映画にすると言う無謀さ。
全てはそこからはじまるわけです。
上手くまとまるハズがない!
はこれを覚悟せずに行ったらしいのですが、
それは間違いです。
監督はジョゼの犬童一心監督。
まあ、もともと余り綺麗にまとめるタイプの映画をとる人じゃないです。
序盤は比較的原作に忠実でしたが、後半はかなり原作を無視していました。
それでいいとおもうんだけどね。
逆に無視せずに2時間にショートカットして作ったら、おもしろくなるはずがない。
ポイントとしてはカッちゃん、タッちゃんにちゃんと双子を使ったところ。
実際、個人をとればそんなに適役ではないんですが、双子をちゃんと使うことで、そこらへんに漂うリアリティは再現。
あと、南に旬の長澤まさみを使うことで、もはや南を南でなくして、かなり等身大の高校生におとしこみ「まあ、これはこれでかわいいからいいやー」という状態に持ち込んだこと。
H2のドラマでひかり役(タッチの南に相当)がちょっと忠実に配役しようとして、結果サッパリだったのに比べるとこれは非常によかったと思うネエ。
まあ、なんにしろ、タッチの映画なんかやろうとすると、みんな、すでにストーリーは頭に入っているわけで、何をみせるのか?がどうしても問題になってしまうとおもう。
どうころんでも成功するはずの無い企画で、ここまでがんばったのは拍手だと思いますよん。
犬童監督。げんざい「メゾン・ド・ヒミコ」も上映中ですが、どっちが本命なんでしょうね。
まあ、供給元の小学館としてはこれでまた、原作の新装版が売れる契機になるわけでしょうし。ええんでないでしょうかね。